AGA治療薬

AGAの治療薬の効果はいつから?治療薬の費用や実感できる効果・期間について徹底解説!

AGA(男性型脱毛症)は、適切な対処を行うことで改善が期待できる症状です。手ごたえのある効果を得るためには専門クリニックでの治療がオススメですが、専門クリニックでは薬を使った治療などが主に行われます。

AGAの治療薬を服用した場合、実際の効果はどれくらいの期間で得られるものなのか。また、治療にかかる費用やどのような経過で改善していくのが気になる点です。

AGA治療薬の具体的な効果と、効果を感じるまでの期間について解説します。

【はじめに】AGAは薬で治る時代へ!早期治療がカギ

AGAは薬で治る時代へ

多くの日本人男性の悩みであるAGA。AGAは薬で改善することができます。

現在、ドラッグストアやネットショップではAGAの改善を謳う商品がたくさん並んでいますが、難しいのが商品の選び方です。自分の脱毛症状がどのような原因で起きているもので、どのような対処が正しいのかを知らなければ、本当に効果のあるアイテムを選択することができません。

まずは、専門外来を受診し自身の脱毛がどのタイプであるのかを知る必要があります。加えて、その症状にあった薬を処方してもらうことで治療効果がアップします。

AGAは早めの治療が重要です。気になる場合はできるだけ早く専門クリニックを受診しましょう。

症状・目的にあわせて選ぼう!AGA治療薬は2タイプ

AGAの治療薬は2タイプ

AGAは、「髪の毛が抜け落ちる速度が上がること」、「発毛力が低下し健康で元気な髪が正しいサイクルで生えて来ないこと」の二つの理由で起こります。

その2つが同時に発症することもありますが、どちらかだけに問題があるということもあります。

自分のAGAがどちらに当てはまるのかをまずは確認しましょう。AGAの治療薬は各症状に合わせて2タイプあります。

  1. 脱毛ホルモンを抑制する効果のある治療薬
    ⇒脱毛のメカニズムに着目し薄毛の進行をストップさせます。
  2. 発毛力をアップさせる効果のある治療薬
    ⇒ヘアサイクルを整え、毛の成長をサポートします。

自分の状態に適した薬を使用することで速やかに脱毛を改善することにつながります。

【タイプ①】脱毛ホルモンを抑制 ⇒ 薄毛の進行を防ぐ

薄毛の進行を防ぐ

髪の毛が抜け落ちる速度が通常より早くなることで薄毛が進行している場合は、脱毛を抑制する必要があります。

AGAには男性ホルモンが大きく関わっています。男性ホルモンであるテストステロンが酵素と結びつくことでより強力な男性ホルモンに変化します。これがさらに毛乳頭に存在する男性ホルモンレセプターと結合することで脱毛因子を増やします。

脱毛を抑制するためにはこのサイクルへのアプローチが必要です。脱毛因子の増加を抑制する薬を使用することで薄毛を抑制します。

脱毛ホルモンを抑制する薬
  • プロペシア
  • フィナステリド
  • ザガーロ

では、それぞれの治療薬について解説していきます。

プロペシア|原因酵素の働きをブロック!日本初認可の薬

プロペシアはアメリカで開発され、現在では世界各国で使用されている薬です。日本では2005年の承認以来、医療機関で取り扱われるようになりました。

プロペシアの有効成分はもともとは前立腺肥大の治療薬でしたが、脱毛に効果が見られたことからAGAの治療薬として注目されるようになりました。

AGAの原因物質の一つであるDHTの生成を抑制するのがプロペシアです。DHTは、髪の生え変わるサイクルを通常より早くする作用があります。ヘアサイクルが短くなることで、成長しきらないうちに髪が抜け薄毛になっていきます。

プロペシアを服用することで、DHTの生成を抑え通常のヘアサイクルを取り戻すことになります。

フィナステリド|安価で同じ効果を◎ジェネリック医薬品

同じ成分の薬であっても、先発品ではなく後発品であれば安価に利用することができます。効果や内容については先発品と同様とされています。

プロペシアの成分名であるフィナステリドを主成分とする後発品、ジェネリックも発表されています。プロペシアと同様、医療機関で処方される薬品です。現在は国内10社から販売されています。服薬を希望する場合は医師にその旨を相談してください。

フィナステリドはプロペシア同様、女性特に妊婦の使用は禁忌です。使用法については医師の指導を守りトラブルのないよう正しく服薬してください。

ザガーロ|幅広い脱毛をカバー!期待大の新しいAGA治療薬

ザガーロはデュタステリドを有効成分とする海外生まれの日本承認薬です。プロペシアが脱毛の原因となり得る一つの酵素のⅠ型を抑制する作用があるのに対し、ザガーロはⅠ型とⅡ型を抑制するとして注目されています。プロペシアと同様、脱毛の進行を抑制する効果があるとされています。

ザガーロの有効成分であるデュタステリドは、前立腺肥大の薬として世界中で使用されている実績があります。男性における男性型脱毛症AGAにのみ有効とされており、女性は服薬できません。

また、女性や妊婦には影響が大きいため薬の取り扱いには十分な注意が必要とされています。20歳以上の成人男性のみが医療機関で処方を受けることができます。

【タイプ②】血流促進で発毛 ⇒ 髪の成長を促す

髪の成長を促す

AGAは、ホルモンバランスの乱れだけでなく、頭皮の血流状態が悪化することでも起こります。

髪は頭皮から生えています。畑となる頭皮の状態が悪いとその発育は当然妨げられます。薬によって血流を改善し、髪が生えやすい環境を整えることで健やかな髪を得ることができるのです。

髪の成長を促す効果を持ち、血流を促進することで発毛力をアップすることにつながります。血流促進の効果がある薬剤は主に外用薬として処方されています。

発毛力をアップする薬
  • ミノタブレット(内服薬)
  • 有効成分入りの市販塗り薬(外用薬)

では、それぞれの治療薬について解説していきます。

ミノキシジル|毛母細胞を活性化!新しい髪の毛が生える

ミノキシジルとは商品名ではなく有効成分の名称です。元は高血圧の薬として生まれましたがやがてAGAへの効果が認められるようになり現在でも使用されています。内服薬の名前はミノタブレットです。

通常、私たちの髪の毛は頭皮の中で生まれ成長しやがて抜け落ちて生え変わるというサイクルを繰り返しています。このサイクルが乱れたり、髪の成長期間が短くなることで薄毛、脱毛が進行しAGAと呼ばれる症状を発症します。ミノキシジルはヘアサイクルを正常に整える作用があるとされています。

ミノキシジルは20代から70代の全世代のAGA改善に役立つとされ、症状が軽度である段階での使用が推奨されています。

塗り薬|市販品も!ドラッグストアなどで手軽に購入OK

AGAの治療は専門の医療機関で治療するのがベストですが、それが叶わない場合はドラッグストアやネットショップで購入できる市販の商品でのケアを実施しましょう。発毛剤や育毛剤といった名称で販売されています。

頭皮に直接塗布するものなどが市販されていますので、購入の際は成分を必ずチェックすること。ミノキシジルなどの有効成分が含まれた商品がベターです。

医薬品に分類されるものは効果がより期待できますが、使用法を誤ると大きなトラブルにつながります。可能であれば皮膚科などで現在の症状を確認しAGAであるという診断を受けた上での使用が望ましいといえます。

禁忌事項や使用対象、使用方法を必ず確認した上で購入し使用してください。

【期間】いつから?治療薬の効果がでるタイミング

いつから?AGA治療薬の効果がでるタイミング

AGAの治療薬を飲み始めるときに最も知りたいことのひとつは効果が現れるまでの期間です。どれくらい続ければ、実際に「生えてきた」「脱毛が減っている」と実感できるのかが気になります。

AGAの治療薬の効果が出るまでの期間は、ヘアサイクルの期間と関係しています。効果がでるまでの経過と期間を把握しておくことで、腰を落ち着けて治療に専念することができます。

ヘアサイクルに3ヶ月で影響!飲み始めてすぐ効果は出ない

髪が生まれて抜け落ちるまでの周期はヘアサイクルと呼ばれます。3つの期間で構成されており、2年~7年程度の時間をかけてしっかりとした髪に成長します。

  1. 成長期・・・2~6年
  2. 退行期・・・2週間
  3. 休止期・・・3~4カ月

ヘアサイクルのそれぞれの期間が短くなったり、正常にサイクルが行われない場合は髪の成長に影響が及ぼされAGAの症状を呈していきます。

AGA治療薬を飲むことでヘアサイクルをまず正常に整えます。そこから、新しいサイクルで髪が生えだしたとして、髪の成長は1か月で1センチ程度。

しばらくは髪の毛が頭皮の中で成長しますので、飲み始めてすぐ効果を実感することは難しいといえます。ヘアサイクルが整うまで、3ヶ月ほどは時間が必要と言われています。

まずは飲み続けることを大切にしましょう。

最低でも6ヶ月は服用が必要!毎日1錠&定期的な通院

正しいヘアサイクルは2~7年程度。服薬によって正しいヘアサイクルに導かれると徐々に頭皮の中で新しい髪が成長し、早い人で6か月程度経ったころから効果を感じるようになります。本格的な効果は、ヘアサイクルが完了する2~7年程度で実感することができるでしょう。

服薬は1日1錠、医師の指導に従って行います。AGA治療薬は、服薬による副作用などがあり得るものであり、経過を見ながら飲み進める必要があります。そのため治療中は定期的に医療機関に通院が必要です。

AGAの治療を始めるときは、じっくりと長期戦の心づもりで挑みましょう。

1年ほどで大きな変化に!やめるときは少しずつ減らそう

AGA治療は1年ほど続けると効果が得られることが多いとされます。ただし、AGAの治療の基本はヘアサイクルを整えるところにあり、ヘアサイクルは2年~7年の期間を1サイクルとしています。まずは、1サイクルを目標にしっかり治療を行いましょう。

治療の終了時期や方法は、患者の年齢や原因によって異なります。自己判断で決着をつけるのではなく、医師に相談の上、上手にフェードアウトするようにしてください。ある程度、髪が生えたからと自己判断で急に治療をやめると、再びAGAの症状がみられるようになってしまい、これまでの治療が意味をなさなくなることがあります。

治療の途中で費用などの問題から中断せざるをえなくなるということを回避するために、治療開始前に治療費や期間について相談しておくことがオススメです。

【費用】AGAは自由治療!病院やクリニックで異なる

病院やクリニックで異なる

AGAの治療を医療機関で受ける場合、健康保険の対象とならない自由診療で受診することになります。自由診療の場合、個別の医療機関で治療費を決定することができます。すなわち、選ぶ医療機関によって費用が異なります。

最近ではホームページ等で治療費の目安を掲載していたり、本格的な治療を進める前にカウンセリングが受けられる医療機関がみられます。事前に相場や、それぞれの費用を確認し納得のいく医療機関で安心して治療を受けるようにしましょう。

脱毛抑制の治療薬|【4,000円~】から購入可能!

AGAの中で脱毛進行を止めるための治療を行うための治療薬は、1か月分で7,000円程度で処方されることが多いようです。1回目の処方は4,000円程度で対応している医療機関もあるようです。

ジェネリック薬品や、各医療機関によるオリジナル薬品を使うと若干安価に手に入れることができます。医療機関での治療は薬代に加えて、診察費がかかりますのでトータルで15,000円~程度の費用がかかるとされています。

発毛促進の治療薬|【5000円前後】!併用する場合も

発毛促進にかかる治療薬は主に外用薬が使用されます。1か月で10,000円程度の費用が必要となりますが、各医療機関オリジナルの外用薬は1か月で5,000円程度で販売されることもあります。加えて診察料が発生します。

脱毛抑制の治療薬と発毛促進の外用薬を併用するパターンも少なくありません。治療費については、1年分など長期契約をすれば割安になる医療機関もあるようです。

各医療機関によって、治療のお得なコースが設けられていたり、オプションなども設定されていますので、自分に会った治療が受けられるよう事前に希望を伝えておくのが安心です。

安価で入手可能な【個人輸入】はNG!トラブル多発で危険

インターネットで検索すると、医療機関で処方されるAGA治療薬と同じ成分を語る個人輸入の商品がいろいろ掲載されています。

AGA治療薬は個人輸入せず、医療機関で処方してもらいましょう!

医療機関で購入するのに比べ安価に設定されていることも珍しくありませんが、AGA治療薬の個人輸入は絶対にNGです。AGAに効果があるとされる医薬品は副作用の懸念があり、かつ万人が使用できるものではありません。医師が診断し使用を認めた場合にのみ安全に利用することができるとされています。

医薬品の個人輸入は大きなトラブルに発展することが珍しくはありません。AGA治療薬は必ず医療機関で処方してもらい使用しましょう。

まとめ|早めの治療が大切!医療機関に相談しよう

医療機関に相談しよう

AGAについて治療効果が実感できるまでの期間や費用について解説しました。

AGAは医療機関を受診し適切な治療薬を内服、外用することで改善できる可能性のある症状です。自己判断で対処をせず、まずは医療機関に相談してみましょう。

医療機関での治療は時間がかかり、費用もかかります。ジェネリック薬品の使用や、それぞれの医療機関のオリジナル薬を使うことで費用を抑えられる可能性があります。気になる場合はまずは相談してみるのがオススメです。

AGAは早めの治療が改善のカギです。長期プランでしっかり治療、しっかり効果を手に入れてください。