AGA治療の1つである植毛治療。頭皮に髪の毛を移植すると聞いて、痛くないのか不安に思う人も多いのではないでしょうか。もし施術中や術後に痛みを感じた場合、どういった方法で和らげるのか気になりますよね。
今回、この記事では植毛治療の痛みについて、抑える方法や術後のアフターケアなどを詳しく解説します。植毛治療を考えている人は、ぜひご覧ください!
目次
植毛治療は痛い!タイミング別の痛みについて徹底解説
植毛治療の痛みは個人差があるため、チクリとする程度の痛みしか感じない人もいれば、我慢できないくらいの激痛を感じる人もいます。あまりにも痛みが酷すぎる場合は、必ず医師にそのことを伝えて下さい。
ここでは、植毛治療のタイミング別の痛みについて、以下の3つに分けて詳しく解説します。
- 手術前
- 手術中
- 手術後
きちんと、シーン別にどういった痛みがあるのかを知っておきましょう。
【手術前】局所麻酔を打つときにチクっとすることが!
植毛治療は外科手術になり、健康な髪の毛を移植するためにドナーを採取しなくてはいけません。目立たない傷ではありますが、頭皮に穴をあけるため手術前に必ず麻酔を使います。
麻酔は主に、全身麻酔と局所麻酔の2種類を使いますが、痛みを感じやすいのは頭皮に打つ局所麻酔です。
チクリとする程度の感覚だという人もいれば、我慢できない程の激痛だという人もおり、感じ方は人それぞれだと言われています。局所麻酔は何回か打たなくてはいけないため、少しだけ覚悟が必要かもしれません。
局所麻酔は手術中の痛みをなくすために、必ず打たなくてはいけない麻酔です。どうしても我慢できない場合は、医師に伝えて痛みを和らげる方法が無いか相談してみるのも良いでしょう。
【手術中】特に痛みなし!痛みを感じる場合は追加麻酔を
手術中は局所麻酔の効果があるため、特に痛さを感じることは無いでしょう。しかし、メスを使ってドナーを採取する方法の場合は、頭皮が引っ張られるような感覚があると言われています。
手術が進めば、次第に最初に打った全身麻酔が効き始めるため意識を失います。手術は意識が無い中で行われるため、目が覚めれば手術完了していることでしょう。
しかし、人によっては途中で麻酔が切れてきて、少しずつ痛みを感じてくることもあるようです。その場合は、医師に伝えれば追加麻酔を打ってくれますので安心してください。
あまり不安を感じすぎると、リラックスした状態で手術がうけられなくなります。気になることがあれば、どんな些細なことでもカウンセリングの時に聞いて不安を解消しておきましょう。
【手術後】麻酔が切れると痛みあり!抜糸が必要な場合も
手術中は麻酔が効いているので、痛みを感じることはほとんどありません。ですが、手術後に麻酔が切れることで痛さを感じます。
我慢できない痛みではありませんが、長い人ですと一週間程度の痛みを感じると言われています。手術後は痛み止めが処方されると思いますので、きちんと飲むようにしてください。
特に感じやすいポイントは、以下の3つが挙げられます。
- 顔を動かすとき
- お風呂に入るとき
- 寝るとき
寝るときは、頭の重みが傷口に響いて痛みを感じることが多いため、仰向けでは寝られずにうつ伏せになる人が多いようです。手術当日や翌日が痛みを感じるピークでもありますので、安静にしておくことをおすすめします。
痛みを左右する!植毛治療の主な手術法2つを紹介
植毛治療が出来るサイトを見てみると、よく「痛みが無い」といった文言が目に入りますが、実際に全く痛みを感じないことはありません。局所麻酔や手術後などは痛みを感じることがあるため、手術を考えている人は注意が必要です。
また、植毛治療には主に2つの手術法があります。どちらを選ぶかによっても痛みが左右されるため、それぞれの違いについて知っておきましょう。
【FUT法】後頭部の頭皮をメスで切開!毛包を採取する
FUT法は、世界的にポピュラーな自毛植毛の手術法です。メスを使ってドナーを採取し、薄毛部分に移植します。局所麻酔を使用するため、手術中に痛みを感じることはほとんど無いと言われていますが、気を付けなくてはいけないのが手術後です。
手術後は激しい痛みを伴う場合が多いため、ダウンタイムは相当かかることを覚悟しておいたほうが良いでしょう。また、手術の際に縫合しているため、2週間程度で抜糸を行います。
人によっては、手術をした翌日から仕事をする人もいるようですが、頭皮に違和感や痛み、つっぱるような感じがあるためムリは禁物です。もし、手術を希望するのなら、ある程度の期間休みを取ったほうが良いかもしれません。
【FUE法】細いパンチを使用!1株ずつ移植毛をくり抜く
FUE法はメスを使わない、切らない植毛治療です。細いパンチを使って1株ずつドナーを採取します。FUT法と同じで局所麻酔をしたあとに施術を行いますが、メスを使わないので身体にかかる負担は少なく、痛さはほとんど感じないという人が多いようです。
痛みの感じ方には個人差がありますが、麻酔が切れたあとも感じることはなく、術後の回復が早いことがメリットとして挙げられます。
どうしても休みが取れず、土日などの限られた時間で手術を考えているという人は、術後の回復が早いFUT法が良いでしょう。クリニックを探すときは、必ずどの手術法を取り入れているのかというのをチェックして下さい。
治療前に知っておきたい!痛みを抑えるためのポイント
植毛治療は、手術自体は麻酔をするため痛みは感じにくいですが、局所麻酔を打つ時に痛さを感じやすいことがわかりました。ですが、あらかじめ少しでも抑えることが出来たら嬉しいとは思いませんか。
ここでは、治療前に知っておくべきである、手術中の痛みを抑えるためのポイントを2つ解説します。クリニック選びで悩んでいる人は、ぜひチェックをしておきましょう。
クリニック選び|費用面だけではなく実績や口コミを参考に!
AGA治療は全額自己負担になるため、少しでも費用を抑えたいと考える人は多いと思います。ですが、費用の安さだけで選んでしまうと、担当医師の技術力不足で手術中に痛みを感じることもあるため注意が必要です。
安全に安心して施術をうけたいのであれば、必ずクリニックの実績や口コミを参考にして選びましょう。口コミは、施術中に感じた痛みなどを書いてくれている可能性もあるため、必ずチェックしてください。
麻酔・手術法|痛みを軽減!笑気麻酔やメスを使わない方法
自毛植毛はクリニックによって取り入れている手術法が異なります。そのため、痛みを少しでも和らげたいのであれば、メスを使用しないFUE法を取り入れているクリニックを選びましょう。
また、麻酔の痛さに耐えられないという人は、全身・局所麻酔以外にも笑気麻酔を取り入れているクリニックがおすすめです。植毛治療の痛みを理解して、色んな手術法が選べるクリニックを探せば、自分に合った最適な方法を見つけることが出来るでしょう。
少しでも痛みを回避したい!施術後のアフターケア方法
痛みが少ない手術法で自毛植毛をしても感じ方には個人差があるため、もしかしたら激痛に襲われるかもしれません。ここでは、手術後に痛みが残った場合、どのようなアフターケア方法があるのかを2つ紹介します。
実際の体験談も紹介しますので、もし痛みがあった場合は試してみてください。痛さを回避する方法をしっておけば、手術後も安心して生活できるでしょう。
痛み止めの服用|クリニックに相談の上で処方してもらおう!
個人差はありますが、自毛植毛は手術後にヒリヒリとした痛みが続く場合があります。もし、頭皮が痛いと感じたらクリニックに相談しましょう。痛み止めを処方してくれますので、しっかりと服用してください。
ほとんどの場合、処方された痛み止めを服用すれば症状はおさまります。手術後の赤みやかさぶたは、大体1ヶ月もすれば皮膚が安定して目立たなくなってくるでしょう。
刺激を与えない|寝る姿勢やシャワー方法に気をつけよう!
手術後は移植した箇所から痛みが感じやすくなるため、寝る姿勢やシャワー方法は十分に気を付けてください。寝るときは傷口を圧迫しないように、横向きになるかうつ伏せになりましょう。シャワーの刺激も傷口には良くないため、サッと洗うようにしてください。
なお、長時間お風呂につかることは控えましょう。
移植した箇所をゴシゴシと擦ると、毛が抜けやすくなるため注意が必要です。また、寝ている間に無意識に寝返りをうって毛が抜けないように、枕は固めのものをおすすめします。
【最新版】痛みの少ない植毛治療が可能!クリニック3選
植毛治療は個人差がありますが、痛みを感じる人もいることがわかりました。ここでは、痛みの少ない治療を行ってくれるクリニック3選を紹介します。
AGA治療を行ってくれるクリニックは全国各地にありますので、何処に受診したら良いのかわからないという人も多いと思います。今回紹介するクリニックの特徴を見て、自分に合ったところを上手に探してみて下さいね。
1位 親和クリニック|痛みが少ないMIRAI法は大量植毛可能!
髪の毛のボリュームが少なくなってきた、おでこや生え際などが目立つようになってきたなど、薄毛の悩みは人それぞれあると思います。親和クリニックのMIRAI法は、モニター価格なら1株450円からの移植が可能なクリニックです。
MIRAI法の特徴は、移植する髪の毛を植え付けるときの穴が0.6㎜と極小のホールを使用するため、痛みが少ないということ。手術後のダウンタイムやリスクを最小限に抑えることで、身体への負担も抑えてくれるのです。
自毛植毛は自分の健康な髪の毛を使った手術なので、仕上がりも自然で人工毛とは違いトラブルなどのリスクもありません。安心・安全に痛みが少ない植毛治療をしたいという人は、ぜひ親和クリニックに行くことをおすすめします。
2位 アイランドタワークリニック|痛みやダメージを最小限に!
アイランドタワークリニックの自毛植毛「i-Direct」は、生着率95%以上を誇ります。そのため、安心・安全に植毛治療をしたいという人におすすめするクリニックです。
「i-Direct」はメスを使用しない、クリニックで独自開発したチューブパンチを使ってグラフトを採取します。熟練した医療チームがスピーディに手術を行うため、髪の毛の負担やダメージを最小限に抑えてくれるでしょう。
FUT法とは違い、世界最小級の0.8㎜のチューブパンチを使用するため、傷跡も目立ちにくく何よりも痛みを抑える治療が可能です。
移植ホールも直径0.6㎜のチューブパンチで行うため、仕上がりが自然にキレイになるのが嬉しいポイント。移植治療をするのなら、痛みが少なく理想の髪型にしたいという人は、アイランドタワークリニックがおすすめです。
3位 湘南美容クリニック|術後の傷跡も目立たない!
湘南美容クリニックの植毛治療「ARTAS(アルタス)」は、メスを使わないドナー採取のため出血が少ないという特徴があります。術後の傷跡もほとんど目立たないため、痛みの少ない手術が可能です。
しかも、ARTASはFUE採取ロボットなので、安定した効果が期待できるというメリットがあります。常にプログラムもアップデートしており、クオリティの高いグラフト採取が可能です。
人間の頭皮は、みんな同じ硬さをしている訳ではありません。ところがARTASなら、瞬時に患者の頭皮の硬さや毛の向きを判断して、スピーディに採取してくれるため安心です。高品質で安心できる縮毛治療を望むという人は、湘南美容クリニックがおすすめですよ。
まとめ|植毛治療は痛みがある!自分に合った治療法を
縮毛治療の痛みについて、タイミング別の痛さや手術法の違いによる痛さ、痛み抑えるポイントなどを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
植毛治療は痛くない・または少ないとは言われていますが、手術法によっては手術後に痛みを感じることがあります。また、局所麻酔を頭皮に刺す時に、激痛を感じる人も中にはいるようです。
痛みに弱い人は、植毛治療を受けたくても痛いのであれば躊躇いますよね。植毛治療の手術法は、クリニックによって独自開発した機械を使っており、痛みを軽減することが可能です。
ぜひ、今回紹介したクリニックを参考にして、自分に合った治療法を見つけてみて下さい!