「濃すぎる腕毛をどうにかしたい!」本格的に暑くなってくる季節を前にして、危機感を覚えている方も多いのではないでしょうか。私生活はもちろん、仕事で必然的に腕を見せる機会もありますよね。
清潔感のために服装や髪型を気をつけていても、体毛が濃いというだけでマイナスな印象を抱かれてしまいがちです。せっかく身だしなみに気をつけているのに、体毛だけで嫌なイメージを持たれるのはもったいないと思いませんか?
今回の記事では、主に腕毛を薄くする・なくすための方法をご紹介して、腕毛についての悩みをしっかりと解決していきます。腕毛について悩んでいた方も、これを読めば理想の状態を手に入れられます。ぜひご覧ください。
目次
【現状】男性の腕毛について印象や悩みを調査

さて、本題に入る前に、実際のところ「腕毛」について皆さんはどうお考えでしょう?
気になる人、気にならない人、様々な意見があるかとは思います。そこで、インターネット上の意見をまとめてみてみると、ある一定の傾向が見えてきました。
自分の意見や身近な人の意見が、実は少数派だったということも少なくありません。現状、世間の男女は「腕毛」についてどのように感じているのか、腕毛を処理する前に、ここでしっかりと確認しておきましょう。
毛深い腕毛ってぶっちゃけどうなの?女性からの印象
世の女性は、腕毛についてどのような印象を抱いているのでしょうか。以下によく見られた意見をまとめました。
このように、腕毛については好意的な意見よりも否定的な意見が多いようです。女性の場合は、ご自身できちんと処理をされている方もたくさんいます。なので「こんなにもじゃもじゃなのに放置しておくの?」と感じてしまうのでしょう。
一方で「気になるけれど言えない」という意見も度々目にしました。実はよく思っていないけれど、そのことを本人に伝えられていない場合も多そうです。
どうすれば薄くなるのか分からない…悩む男性も多い!
では、男性は自身に生える腕毛について、どのように考えているのでしょう。パナソニックがインターネット上で行った調査では、男女合わせた回答者のおよそ7割以上が「男性のムダ毛処理はあり」という回答をしていました。
ですが、ムダ毛処理に好意的である一方、半数の男性は「ムダ毛処理の経験がない」という結果でもありました。その理由は「大変そう」「お金がかかりそう」という理由です。
ネット上では「全て剃るのは気がひける」「剃るとチクチクしそうだが、剃る以外の処理がわからない」「周りの人にバレてなんと言われるか怖いので踏み出せない」といった意見も見かけました。
ムダ毛処理の経験が浅い男性は、処理したいけど分からないという悩みを抱えた方が多いようです。
【必見】自宅で腕毛を薄くする!7つの方法

では、ここからは「処理したいけど分からない」という男性のお悩みにお答えして、自宅で腕毛を薄くする方法を7つご紹介していきます。「カミソリだけじゃないの?」と思った方、家庭でも様々なアイテムを駆使すればいろんな処理を行うことができるんです。
それぞれの方法の特徴や、メリット・デメリットも詳しく解説していきます。自分の肌にはどんな処理方法があっているのか、腕毛をどのような状態にしたいのか、考えながら読み進めていきましょう。7つの方法は以下の通りです。
- カミソリ
- バリカン・ボディトリマー
- 脱色クリーム
- 除毛クリーム
- ワックス
- 抑毛ローション
- 家庭用脱毛器
① カミソリ|一時的にスッキリ処理したい場合
最初に紹介するのは、ムダ毛処理の定番であるカミソリです。処理の頻度は1週間に1回程度。カミソリによる処理が向いているのは、一時的に素早くすっきりとした状態にしたい場合です。
一番メジャーな処理方法ですが、実は難点が多くあります。まず、腕毛が長いままカミソリで剃ろうとすると、カミソリに毛が絡まって非常に処理しにくいです。そのため、事前にある程度長さを短くしておく必要があります。
また、腕毛が濃くて太い場合には、剃った後の毛の断面がむしろ目立ってしまう場合があることも理解しておきましょう。
- メリット…道具を手に入れやすい、値段が安い、処理方法が簡単(剃るだけ)
- デメリット…数日で毛が生えてくる、シェービングフォームが必要、肌トラブルが起きる可能性がある(カミソリ負け)
② バリカン・ボディトリマー|毛の長さを調節
意外にも、バリカンやトリマーも腕毛処理には役に立ちます。こちらは、毛のない状態にするというよりは、毛の長さや量を調節して目立ちすぎないようにする処理方法です。
腕毛は皮膚に沿うように生えているため、毛の長さを短くするだけでも毛が薄くなったように見えます。毛の密度が高い方は「すき刈り」をすることでも、自然と薄くなったような印象にできるためオススメです。
毛を急に全てなくすことに抵抗がある場合、バリカンで毛の量を減らすことから試してみるのも良いでしょう。セルフカット用などでバリカンを持っている場合には、初期費用を抑えることもできます。
- メリット…毛の量の調整ができる、怪我や肌トラブルが起きにくい
- デメリット…バリカンの費用がかかる・メンテナンスが必要、音がうるさい
③ 脱色クリーム|色を薄くして目立たせない

眉毛などにはよく使われる脱色クリームですが、腕毛を処理する場合にも効果的に使えます。過酸化水素水含まれる脱色剤を毛に塗り、毛の色素を脱色することで毛を目立ちにくくする処理方法です。
欧米の方は肌の色が明るく、毛の色も明るいため、体毛があまり目立ちません。そのような状態に近づけることで、毛自体を減らさずに腕毛の印象を薄くすることができます。
ですが、オススメできる人は限られています。日焼けなどで肌の色が濃くない人、毛が剛毛過ぎない人が条件です。肌の色が濃いと、脱色することで毛が逆に目立ってしまいます。また、剛毛の場合しっかりと脱色しきれません。
- メリット…毛を剃ることなく印象を変えられる
- デメリット…毛量が多いと処理が大変、人によっては肌に刺激がある
④ 除毛クリーム|腕全体を短時間で簡単にできる
女性のムダ毛処理ではたびたび使われる除毛クリーム。短時間で広範囲の毛を処理できるため、男性の腕毛にも向いています。クリームの成分で毛に含まれるタンパク質を溶かし、毛の根元から処理する方法です。
カミソリのように皮膚表面を削ることがないので肌への負担も軽く、傷をつける心配もありません。また、カミソリの場合は毛がカットされることで、その断面が目立ってしまう場合がありました。除毛クリームにはそのような心配もなく、オススメです。しかし、クリームに含まれる成分によっては肌に合わない場合もあるため、使用前にはパッチテストを行う必要があります。
- メリット…皮膚表面への刺激が少ない、処理頻度が少ない(週1回)、手軽に購入できる
- デメリット…商品によっては肌への負担がある
⑤ ワックス|角質も取れるので一気にツルスベ肌

欧米で一番メジャーな脱毛・ムダ毛処理がワックスを使った方法です。天然成分で作られたワックスを皮膚に塗り、毛に絡め、ワックスごと毛根から毛を引き抜く処理方法です。
皮膚表面に見えている部分だけではなく毛根部分から毛を処理できるため、脱毛効果が長く続くのが特徴となっています。
専用のワックスを通販などで購入すれば、自宅でも手軽に腕毛を処理できるのでオススメです。また、ワックスの嬉しいポイントは、脱毛する際に皮膚表面の角質も一緒に除去できるところ。肌の見た目も手触りもツルツル、スベスベになるので、毛がなくなる以上の効果が期待できます。
- メリット…毛根からの処理が可能、ツルツル状態が長く続く、成分が優しい(天然由来)
- デメリット…ワックスを剥がす時の痛みが強い、肌への負担がある
⑥ 抑毛ローション|毛を薄く細く!アフターケアにも
即効性はありませんが、日常の中で一番取り入れやすい方法が抑毛ローションです。ローションに含まれる成分が、毛を薄く・細くしたり、毛が生えにくくなるように作用します。
ローションには主に大豆イソフラボンやパイナップル成分が配合されており、これらは女性ホルモンと構造が似ています。女性ホルモンには毛を薄くする効果があるため、段階的に毛を薄く細くしていくことができるのです。
スキンケア効果があるため、肌の調子も一緒に整えたい人にはぴったりでしょう。また、抑毛ローション単体で使うのではなく、カミソリや除毛クリーム、ワックスと一緒に使うことで相乗効果も期待できます。
- メリット…スキンケアもできる、肌に優しい
- デメリット…即効性がない、長期間かかる
⑦ 家庭用脱毛器|いつでも本格的に!コスパも良し
一時的な脱毛ではなく、これから毛がない状態を長期間維持していきたいと考えている場合には、家庭用の脱毛器も視野に入れると良いかもしれません。
これは、美容サロンなどで行われる「フラッシュ脱毛」に近いことが家庭でもできるというもので、商品によってはサロンと同等の効果を得られると話題になっています。
中でもオススメするのが、脱毛器「ケノン」です。ケノンは家庭用脱毛器の中でもフラッシュの照射出力が高く、業務用と同じものを採用しています。
本体価格はおよそ7万円ほどしますが、先端カートリッジを交換するだけで半永久的に使うことも可能。男性のヒゲにも対応しており、コスパもよくオススメです。
サロンに行く時間はないけれど、しっかりとした脱毛がしたい場合にはぴったりの商品となっています。
【知識】腕毛に影響あり?食生活や睡眠の改善も◎

ではここで、腕毛に限らず「ムダ毛全体」に影響があると言われている生活習慣についての豆知識もご紹介します。処理することも大切ですが、その毛が生えてくる体の内側アプローチすることも大切です。
ムダ毛は、体内が「男性ホルモン優位」、「酸性に傾く」ことで育成が活発になってしまいます。以下の項目に当てはまる場合は、1つでも改善していきましょう。
- 飲酒・喫煙
⇒男性ホルモン優位になる - 動物性タンパク質・甲殻類・魚卵・インスタント食品を過剰に摂取している
⇒体が酸化する(野菜や果物、きのこ類、海藻、大豆がアルカリ性) - 玉ねぎ・にんにく・ニラ
⇒含まれている成分アリシンが男性ホルモンを強める - 不規則な食生活
⇒内臓に負担・体がストレスを感じる=ホルモンバランスが乱れる - 過度な筋肉トレーニング
⇒男性ホルモンが活発化 - 睡眠不足
⇒ホルモンバランスが乱れる恐れ(最低6時間)
【注意】毛が濃くなる&肌トラブル!セルフ処理の頻度

セルフ処理の方法を7つご紹介してきましたが、これらの方法も頻度を間違えると逆効果です。毛が濃くなってしまったり、肌表面にトラブルが起き、かえって見た目が悪くなってしまいます。
まず、どのような処理方法も毎日行うのは肌に良くありません。カミソリは本来週に1度が理想的です。高頻度で行うと、肌表面のうるおい成分がシェービングにより削ぎ取られてしまい、乾燥やかゆみなどの原因になってしまいます。
また、ご紹介してこなかった方法に「毛抜き」での処理があります。毛抜きでの脱毛は、はセルフ処理の中でも一番やってはいけません。
肌に負担がかかることはもちろん、毛を抜いた後に雑菌が入り込み、毛嚢炎(もうのうえん)という肌トラブルが起こってしまうんです。処理頻度が高くなって悩んでいる場合には、除毛・減毛・脱毛を検討しましょう。
プロに任せる!腕毛を薄くする2つの脱毛法

ここまで記事を読んできて、いかがでしたでしょうか?
もし、「処理頻度を高くしないと毛がすぐに生えてきてしまう」「プロに任せて確実に処理したい」と感じた場合には、サロンやクリニックでの脱毛がオススメです。
プロに任せることで肌トラブルなどのリスクは最小限に、かつ確実に毛を薄くすることができます。
サロンとクリニックで異なるのは、施術してもらえる脱毛方法です。サロンで受けられるのはフラッシュ脱毛(光脱毛)、クリニック・医療機関で受けられるのは医療レーザー脱毛となっています。両者にはどのような違いがあるのか、詳しく見ていきましょう。
①フラッシュ脱毛|徐々に毛が生えづらくなる
サロンで受けられるフラッシュ脱毛(光脱毛)は、毛のメラニン色素に反応するフラッシュを照射することで毛根にダメージを与える脱毛方法です。ダメージを与えられた毛根は一時的に弱り、毛は抜け落ちていきます。
ですが、毛の育成をする部分は破壊されたわけではないので、毛は再び生えてきます。継続してダメージを与えていくことで、だんだんと毛を薄く生えにくくすることが可能です。
医療レーザー脱毛より効果は弱いですが、その分施術時の痛みも軽く、かつ施術費用が安くなっています。
サロンによってはキャンペーンでかなり安く施術を受けられる場合もあるので、まず試してみたいという方・痛みが不安だという方にはフラッシュ脱毛がオススメです。
② レーザー脱毛|半永久的な効果も期待できる!
クリニック(医療機関)で受けられる医療レーザー脱毛も、フラッシュ脱毛と原理は同じです。ただし、照射される光の威力がレーザー脱毛の方が強力で、よりピンポイントにダメージを与えることができます。
医療機関での脱毛は、毛の育成部分を破壊することが許可されているため、定義上の「永久脱毛」が可能です。半永久的に毛を生えてこないような状態を保つことができるため、確実に脱毛したい人、毛をなくしたい人にはレーザー脱毛をオススメします。
医療機関なので、万が一肌トラブルがあったとしても安心。きちんと専門の医師に対処してもらえます。また、照射威力が強いため、フラッシュ脱毛より短期間で脱毛が完了する点も魅力の1つです。
まとめ|正しい腕毛処理で爽やかな印象をゲットしよう

男性の腕毛は「不潔」「気持ち悪い」という印象を抱かれてしまいがちです。ですが、きちんと腕毛を処理をすることで、その印象は変えることができます。
まずは自宅でできる処理から始め、どうしても気になる場合にはプロにお願いしても良いでしょう。間違った処理をしてしまうと、逆に肌が荒れてしまったりして印象が悪くなってしまうので、その点注意が必要です。
また、自分で処理をしたいけれど、しっかりした脱毛効果が欲しい場合には「家庭用脱毛器」がオススメです。好きな時に好きなタイミングで処理できる上、効果はサロンと大きな違いはなく、忙しく働く方にはぴったりの脱毛方法となっています。
ぜひ、ご自分の理想に合わせた処理スタイルを見つけ、爽やかな印象をゲットしましょう!