毎日生えてくるヒゲを脱毛すれば朝10分は時間を短縮できるな…。男性であれば1回は感じたことのある悩みですよね。脱毛をするのに付いて回る問題が痛みです。
今回の記事では、ニードル脱毛の痛みに焦点を当てていきます。なぜ痛いのか、痛いのにどうして人気があるのか、痛くない方法はないのかなどを解説しています。最後には痛くない施術を行っているおすすめのサロンの紹介もしていますよ。
ニードル脱毛が気になっている方はぜひ最後まで目を通してみてくださいね。
目次
【体験談】ニードル脱毛はかなり痛い…

はじめにニードル脱毛を実際に体験した人の声を紹介します。やはり多くの方は痛いと感じているようです。
中には痛くなかったという声も見受けられますが、やはり大半の方が痛みを感じるようですね。なぜ多くの人がニードル脱毛で痛みを感じるのか。次項で説明します。
なぜ痛いの?ニードル脱毛の仕組みや種類を解説

光脱毛やレーザー脱毛と違い、ニードル脱毛は毛穴にプローブ(先端が丸くて細い電極)を挿入して電流もしくは高周波を流します。
毛穴に直接働きかけるため、光脱毛やレーザー脱毛とは比べものにならないくらいの強い痛みを感じることもあるほどです。
電流や高周波を流す時間は1秒以下のことが多いですが、やはり本数が増えていくごとに痛みが増していく人がほとんどのようです。
針と電流で毛根を破壊!二度と生えてこない
ニードル脱毛は電流を流すことができる電気針を使用して行います。針を毛穴に挿入して電流や高周波を流し、毛根にダメージ与え、毛乳頭という毛を作る細胞を破壊します。破壊した細胞からは毛が生えなくなるので、永久脱毛が叶います。
光脱毛やレーザー脱毛は毛周期に合わせて照射が必要になりますが、ニードル脱毛はその場で毛がポロっと抜け落ちて施術完了です。毛穴にダイレクトに働きかけるので1回で効果を実感でき、脱毛完了までも短期間で済みます。
注意が必要なのが、今生えている毛が全てではないということ。表面に出てきていない毛もあるので、1回ですべての毛を脱毛することはできません。脱毛箇所や本数にもよりますが、3~4回の来店が必要になります。
絶縁針脱毛|クリニックのみで可能!永久脱毛へ
1983年に開発されたニードル脱毛の中では最新の方法になります。絶縁針脱毛は医療行為にあたるので、医師または看護師による施術が必要です。そのため、医療クリニックでの施術になります。
針以外は絶縁体になっているので、肌に電流が流れることはありません。毛根を焼くのでどうしても痛みはありますが、美容電気脱毛よりはマシなようです。
衛生面を考慮した個人用の針の使用や血液検査で脱毛費用とは別に10,000円ほどかかるので、覚えておきましょう。
看護師や医師が施術を行うので、火傷をはじめとする肌トラブルの軽減が期待できます。狭い範囲や数本のムダ毛処理に向いている方法です。
美容電気脱毛|主に3種類!サロンで受けられる
美容電気脱毛は脱毛サロンで受けることが可能で、主に3種類の方法があります。
方法 | 電流の種類 | 痛み | 特徴 |
電気分解法 | 直流電流 | ◎ |
|
フラッシュ法 | 高周波電流 | 〇 |
|
ブレンド法 | 直流電流
高周波電流 |
〇 | 通電時間3~20秒と幅がある |
電気分解法は、直流電流を使用。化学反応を利用して脱毛を行います。現在ではほとんど使われていません。
フラッシュ法は、高周波電流を使用。発毛組織のたんぱく質を凝固させることで脱毛を実現しています。現在の主流はフラッシュ法です。
ブレンド法は、電気分解法とフラッシュ法を組み合わせた方法です。日本でも2000年頃までは主流の脱毛方法でした。
脱毛サロンのニードル脱毛では、主に②のフラッシュ法か➂のブレンド法が使用されています。
【部位別】ヒゲやVIOは皮膚がデリケートで痛い…

部位 | 痛み |
ヒゲ | 〇 |
VIO | ◎ |
ワキ | 〇 |
関節(肘・膝) | 〇 |
ヒゲやVIOは毛根が太いので、痛みを感じやすい部位になります。また、皮膚の薄い肘・膝などの関節、人気の脱毛箇所であるワキでも痛みを感じることがあります。ニードル脱毛は毛穴に針を入れて脱毛を行うので、感じ方に個人差がでますが、必ず痛みを感じる脱毛方法です。
「タトゥーを入れた時よりも痛みが強かった」という意見もあるほどです。クリニックでは局所麻酔やクリームを塗ってくれるところもありますが、それでも痛みを感じる人もいるそうですよ。
広範囲を脱毛してツルツルにするといった目的であればニードル脱毛はおすすめできません。痛みが強く、費用も高額になるので毛量を調整したり、形を整えたりするといった目的で利用すると良いでしょう。
痛くてもニードル脱毛は人気!3つの理由

かなり痛い思いをしてでもニードル脱毛を選択する人が一定数いるのには理由があります。光脱毛やレーザー脱毛では得られない効果があるからです。ニードル脱毛が人気の理由は3つ。
- 高い脱毛効果
- 全ての肌質&毛に対応
- デザイン調整が可能
特に「全ての肌質&毛に対応」がニードル脱毛の一番のメリットではないでしょうか。それぞれについて以下で詳しく説明していきます。
高い脱毛効果!1回で1本1本を確実に◎
ニードル脱毛は、施術した瞬間に効果が現れます。毛穴に電流を送るので、その場で毛がポロっと落ちます。そして二度と生えてきません。強い痛みを我慢して、施術を受ければ永久脱毛が実現するのです。
一方で、光脱毛や医療レーザー脱毛は2~3か月に1回施術を受けることになります。脱毛完了までの期間は短くて半年、長いと3年以上に及ぶこともあります。効果も1回で実感できる人はかなり珍しいでしょう。
ニードル脱毛では、広い範囲に光を照射して脱毛を行うのではなく、1本1本の毛穴にアプローチして確実に脱毛します。したがって、1回でも効果を実感する上に、脱毛箇所は二度と毛が生えてきません。
どんな肌質にも対応&全ての毛が脱毛OK
毛根に直接電流を加え、ダイレクトに毛を抜き取る方法。ニードル脱毛は肌質や毛質の影響を受けない脱毛方法です。
例えば、ほくろです。光脱毛や医療レーザー脱毛の場合はメラニンに反応して光が照射される仕組みです。ほくろの黒い色に反応してしまうと、火傷してしまう可能性があります。したがってほくろは脱毛箇所から外されるので、ほくろに生えている毛は光脱毛や医療レーザー脱毛では脱毛できません。同じ理由で白髪も脱毛ができないのです。
しかし、ニードル脱毛は、毛穴に直接電流を流すので、肌の状態や毛の色素は関係ありません。したがって色の薄い産毛や白髪の脱毛も行うことができるのです。
アトピーや敏感肌など、肌が弱いことが理由で光脱毛や医療レーザー脱毛を断られた人でも、ニードル脱毛を受けることができます。
細かいデザインや調整も!ヒゲも好みに合わせて
ヒゲや眉毛のようなデザインで印象が変わってしまうデリケートな部分には、ニードル脱毛が向いています。
なぜならニードル脱毛は1本1本処理ができて、効果がすぐに出るからです。1本処理をするごとに鏡で確認ができるので、すぐ微調整することができます。
光脱毛や医療レーザー脱毛では個人差がありますが、効果が出るまで最低でも2か月はかかります。効果がどのように出るか、2か月経たなければ分からないので、デザインが必要な部位の脱毛はあまり向いていません。もしかしたら脱毛したくなかった箇所にまで効果が出る場合もありますし、産毛が残ってしまう可能性もあります。
特にヒゲや眉毛は第一印象に関わる部分です。繊細に形を整えたい箇所はニードル脱毛で1本1本丁寧に脱毛をしていくと良いでしょう。
【必見】ニードル脱毛の痛みを抑える3つの方法

ニードル脱毛のメリットが多いとはいえ、痛いのは避けたいというのが本音ですよね。ニードル脱毛でも極力痛みを抑えつつ、施術を受ける方法があります。痛みを抑える方法は以下の3つです。
- フラッシュ法
- 絶縁針脱毛
- 他の脱毛法と組み合わせる
特に絶縁針脱毛では無痛での施術が叶います。痛みが抑えられるのはもちろん、それぞれメリットもあるので以下で詳しく説明しますね。
痛みの少ない【フラッシュ法】を選ぼう!
ニードル脱毛の中でもフラッシュ法は痛みが少ないと言われています。ニードル脱毛の電気分解法は、毛穴に直接電流を流すのに対し、フラッシュ法は高周波の電気を流して脱毛します。
先で説明したように、電気分解法は通電時間が60秒から180秒と長く、通電している間は痛みが続きます。フラッシュ法の通電時間は1秒以下。通電による痛みを感じるのは一瞬です。通電時間が短いので、火傷や肌トラブルなどのリスクを最小限に抑えることも可能ですよ。
しかし、フラッシュ法をするときの注意点が1つあります。短い通電時間で、確実に毛を作る元に熱を送り込む必要があるので、高い技術と経験が必要になることです。脱毛サロンを探す時は、腕のある技術者がいるかどうかの確認もしておいた方が良いでしょう。
麻酔が使用できる!【絶縁針脱毛】を選ぼう!
絶縁針脱毛は医療機関で行う脱毛法なので、局所麻酔や麻酔クリームを塗ることができます。痛みが強いイメージがありますが、麻酔を使うことで、完全無痛の永久脱毛が叶います。
麻酔をしなくても我慢できる人は我慢できるようです。ただ、本数が多くなればなるほど肌は敏感になり、痛みは蓄積されていくもの。
1回の通院で、解約したいと感じる人も少なくないくらいニードル脱毛は痛いようです。痛みの感じ方は人によりますが、麻酔をすることによって脱毛中の痛みが軽減されます。麻酔をすれば痛みを気にせずに済むので、リラックスして施術を受けることができますよ。
麻酔は脱毛料金とは別に費用がかかることがほとんどですが、クリニックによっては脱毛費用に組み込まれていることがありますよ。
最後の仕上げに!他の脱毛方法と組み合わせよう
ニードル脱毛と他の脱毛方法を組み合わせるやり方もあります。まずは光脱毛や医療レーザー脱毛で広範囲を脱毛して、最後の細かい微調整をニードル脱毛で行う方法です。
光脱毛や医療レーザー脱毛は細かいデザイン調整が苦手というデメリットがありますが、痛みが少なく費用を抑えられます。反対に、ニードル脱毛は細かい調整が得意で、痛みや費用が高額と言ったデメリットがありますよね。
光脱毛や医療レーザー脱毛とニードル脱毛を組み合わせることによって、お互いのデメリットをカバーし合えるのです。
さらに光脱毛や医療レーザー脱毛で処理しきれなかった産毛や白髪部分は、最後にニードル脱毛で脱毛することができます。
痛みの少ないニードル脱毛!おすすめサロン

ニードル脱毛で痛みの少ない施術を行うサロンとして、メンズTBCとダンディハウスを紹介します。両方とも通常価格よりお得に脱毛体験ができるコースを用意しています。
まず、ニードル脱毛がどういったものかを体験するために利用してみるのもありですよ。エステサロンが行う脱毛なので、脱毛後のケアもしっかりとしています。肌トラブルの可能性も少ないので、興味がある方はぜひカウンセリングを受けてみてくださいね。
メンズTBC|年間16万人の男性を施術!
ヒゲ脱毛だけでなくカラダ脱毛もできるメンズ専用エステサロンです。スーパー脱毛というフラッシュ法を採用しており、痛みや火傷リスクが最小限に抑えられます。
メンズTBCでは、プローブは全て滅菌消毒をした使い捨てを使用しています。施術直前に開封して施術後に破棄するので、衛生面でも非常に信頼のおける脱毛サロンですよ。
コース名 | 費用
(メンバー価格) |
費用
(ビジター価格) |
おすすめポイント |
Hi-エピ | 121円/本 | 145円/本 |
|
EZ02エピ-M
(カラダ専用) |
110円/本 | 132円/本 | |
イオシスエピ-M | 110円/本 | 132円/本 | |
特別オーダー
メイドプラン |
– | 105,800円 |
ダンディハウス|ムダ毛をなくして爽やかに!
電気分解法とフラッシュ法の良いとこどりをした、ブレンド法を採用している脱毛サロンです。
モニター体験で3万円分のチケットや、初回限定の特別価格5,500円で脱毛体験ができるなど、キャンペーンを実施しています。脱毛以外にもシェイプアップやエイジングのキャンペーンも実施しているので、脱毛と一緒に男磨きを始めてみるのも良いですよ。
コース | 費用 | おすすめポイント |
60分 | 22,000円 |
|
まとめ|痛いが効果抜群!ニードル脱毛で理想をゲット

ニードル脱毛が痛いのは間違いありません。しかし、効果をすぐ感じることができて、二度と生えてこないことを考えると、とても魅力的な方法ではありますよね。
ニードル脱毛は、方法によっては痛みを軽減することができます。サロンであればフラッシュ法を行っているサロンを選びましょう。医療クリニックであれば麻酔をしてもらうことで、無痛で施術を受けられます。
また、広範囲を光脱毛や医療レーザー脱毛で、最後の仕上げにニードル脱毛をする方法も痛みを最小限に抑えることができますよ。
ニードル脱毛のメリット・デメリットを考慮した上で、ニードル脱毛だけにするのか、組み合わせるのかを選択してみてくださいね。