AGA治療の効果

【疑問】AGAの治療は本当に効果あり?症状にあわせた治療法・期間や費用まで徹底解説!

日本人男性でAGA(男性型脱毛症)に悩む人は多く、予防や対策に関する治療や関連商品がたくさんあります。現在では、専門の医療機関で適切な治療を受診すると、AGAは改善が見込まれると言われています。

しかし、医療機関での治療は費用がある程度高額で、かつ治療期間もそれなりにかかるため、その治療過程や効果のほどが気になります。

AGAの治療について、医療機関で実施される具体的な方法や、改善までにかかる費用と期間について解説します。

【現状】AGAの治療で効果が出なかったという声も

AGAの治療で効果が出なかった

「AGAの治療をやってみたけれど、結局効果が得られなかった」という声がときどき聞かれます。そのような意見を目にすると、これから治療をスタートさせようとしている気持ちにちょっとブレーキがかかります。

AGAの治療をしたのに、効果が得られないパターンにはいくつかの理由が考えられます。AGAは適切な診断と、適切な治療を、最適な時期に必要な時間をかけて行うことで改善が見込まれます。治療状況のどれが欠けていても思う効果は得られません。

AGAの治療効果がなかったとの意見を発信している人は、それらの要素がクリアできていなかった可能性が考えられます。

AGA治療が効果なしの理由は?考えられる3つの要因

三つの要因

AGAの治療を実施したのに、効果が得られなかったとする人には共通の要因があります。

  1. 脱毛の進行状態に適した治療ではなかった
  2. 治療の時期が遅く既にかなり進行していた
  3. 治療を途中で辞めた

いずれか一つでもあてはまる場合は、しかるべき効果を実感するのは難しいとされます。せっかく治療をするのであれば、しっかり効果が得られるように進めたいもの。

それぞれの要因についてさらに詳しくみていきます。

① 進行状況にあった治療ではない|治療前にAGA診断を

AGAという言葉が一般化した昨今、脱毛・薄毛=AGAと捉えている人も少なくありません。薄毛に悩む人の多くは自己判断でAGAの対策や予防を実行していたりします。

AGAは個人によって要因や、進行の仕方が異なります。また、発症した年齢や体調によっても治療が異なります。薄毛だから「AGA治療」をするのではなく、自分の状態に適した治療をすることで改善が期待できます。

また、根本的に現状の薄毛がAGAであるかどうかは素人では判断することができません。まずは皮膚科など専門の医療機関を受診し、AGAかどうかという診断をして貰うことが改善に向けた第一歩です。

② 治療開始の時期が少し遅い|細胞の働きには年齢も影響

AGAの治療はできるだけ早期に行うことがマストです。早期に治療することで確実な改善が見込めるとされています。

AGAはヘアサイクルと呼ばれる髪の毛の生え変わり時期が、さまざまな要因によって通常よりも短くなっていることが原因で起こります。髪の毛を生み出す細胞、毛母細胞は本来40~50回の代謝サイクルを持っており、このサイクルは通常であれば、一生分の髪の毛を作り出すのに十分な回数です。

しかしながら、AGAによってサイクルが短くなるということは、細胞代謝も早送りされ早い段階で、終了してしまうということ。役目を終えた毛母細胞は復活することがありませんので、ここから先は治療をしても髪は生えてきません。

従って、毛母細胞が現役であるうちに治療を行い、速やかに正常なヘアサイクルに戻す必要があるのです。

③ 治療を途中でやめた|効果が実感できるまで半年~1年

AGAの治療にはある程度の時間がかかります。AGAの治療はヘアサイクルを正常に戻すことを目的に実施しますが、ヘアサイクルは1サイクルが2~6年とされます。

髪の毛は頭皮の中で生まれ、頭皮の外に出てからも1か月に1センチ程度の成長しかしません。よって、治療の効果も同様の速度でしか進んではいきません。加えて、治療効果は一定ではなく、しばらく効果が現れずある時期に急に効果が出ることもあります。AGA治療の効果が実感できるのは早い人で半年、場合によって1年程度とされています。

治療を早々に諦めてしまうとそこまでの治療も意味がなくなってしまいます。AGAの治療に取り組むときは、腰を据えてじっくり取り組みましょう。

AGAは進行性!早い段階から適切な治療の継続が大切

適切な治療

AGAは放置しておいて治るものではありません。日々進行し、気がつけば取り返しのつかないことになっていることがあります。そうならないためには早めの治療がベストです。

また、AGAは改善されたらOKではなく、継続的な治療が必要とされます。治療期間については自己判断せず、医師の判断を仰ぎましょう。

AGAは前頭部、顔周りの生え際から進行するパターンと、頭頂部が薄くなるパターンがあります。生え際が後退する場合は、おでこが広くなることや、こめかみ部分の髪が脱毛するなどがあります。

いずれのパターンも気にしていなければ気づきにくく、異変を感じたときにはかなり進行していることが殆どです。定期的にセルフチェックを行い変化があれば、専門の医療機関を受診するのがおすすめです。

【症状別】AGAの治療に必要な期間や費用を徹底解説

費用

AGAの治療は個人の状態によって対応が異なりますので、費用や期間には個人差があります。

AGA治療パータン
  1. 抜け毛が気になる⇒ プロペシア・ザガーロの投薬治療
  2. 毛を増やしたい ⇒ ミノキシジルの投薬治療
  3. 投薬治療では効果なし⇒ 注入治療や自毛植毛

基本的な治療としては、脱毛を抑制する薬を服用することと、髪の成長を促す外用薬の使用があげられます。それぞれの投薬費用は使用する薬品の種類によって異なります。AGA治療で使用される薬は、基本的に自由診療で健康保険の対象ではありません。薬品代に加えて、診療費がかかりますのでご留意ください。

治療にかかる期間はまずは半年から1年、以降は症状や状態によって続けていくことになります。医療機関によっては、定額制のコースや、長期治療割引を適用したコースを設けているところもあります。

【症状①】抜け毛が気になる⇒プロペシアの投薬治療

抜け毛

AGAの症状である抜け毛は、男性ホルモンの影響で進行します。男性ホルモンのテストステロンと酵素が結びつくことでジヒドロテストステロン(DHT)という物質が作られ、脱毛が促進します。医療機関では脱毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の発生を抑制するための内服薬が処方されます。

プロペシアザガーロといった薬が一般的です。いずれも海外で開発された日本承認薬。医療機関のみで処方される薬で、診察を受けながら治療を進めていきます。

どちらも1日1錠を服用します。女性は絶対に服用することはできません。

月あたり5,000円前後から!ジェネリック医薬品の選択肢も

薬の価格は、自由診療で各医療機関が決定するためばらつきが見られますが、1か月あたり内服薬で7,000円程度が相場です。

医療機関によっては、1か月目はお試しとして4,000円程度で処方しているところや、1年間の定期コースを契約することで若干オトクに購入できる設定のところもあります。治療をスタートする前に比較検討してみるのもよいでしょう。

ジェネリック医薬品を利用すれば、価格は抑えられ1か月あたり5,000円程度で購入できることもあります。

AGA治療は長期の治療が基本ですので、続けやすい方法を医療機関に相談するのがおすすめです。

最低6ヶ月は服用が必要!副作用が出た場合は医師へ相談

AGAの治療は最低でも6か月、通常1年ほど続けたころから効果が実感できます。

AGA治療はヘアサイクルを整えることで、脱毛と髪の成長不全を抑制します。髪が生まれ変わるには通常2年~6年を要するため、治療開始からすぐに成果が見られるということはありません。

また、治療開始後、約1か月の間は初期脱毛と呼ばれる症状が現れ、治療前より抜け毛が多くなることがあります。これは、健康な髪が生える前段階で成長不良の髪が抜け落ちる状態です。それらを乗り越え、ようやく半年から1年経つ頃に健康な髪を得ることができます。

服薬は医師の指導に従い、副作用などが現れた場合はすぐに医療機関に相談してください。

【症状②】毛を増やしたい⇒ミノキシジルの投薬治療

薬

 

AGAは、脱毛と髪の成長不全の2つの症状で進行します。

脱毛は内服薬による治療を行い、育毛はミノキシジルを含む外用薬で対処します。頭皮に直接に塗って使用します。元は血管拡張薬として開発されたミノキシジルは、毛根細胞に作用し発毛を促す効果が認められてからはAGA治療薬として使用されています。

脱毛を抑制するプロペシア等の内服薬と併用することでAGAの治療がよりスムーズに進むとされ、医療機関で処方されています。

月あたり5,000円前後から!同じ成分配合の外用薬もあり

育毛促進効果が認められるミノキシジルは、日本では現在、外用薬のみ承認されています。

ミノキシジル配合の外用薬は、自由診療の対象ですので健康保険の適用範囲外となり、各医療機関で価格が設定されています。

1か月相当分が10,000円程度で処方されることが多いですが、医療機関によってはオリジナルの安価な外用薬が選択できるところもあります。治療をスタートする前に、手ごろな医薬品を選択できる医療機関であるかどうかについても調査しておくのも一手段です。

外用薬については、ミノキシジルが配合されたものをドラッグストアやネットショップでも購入することができます。

いずれも医薬品に分類されますので、市販品を購入するときは薬剤師の指示に従い用法用量を守って使用してください。

最低6ヶ月は服用が必要!他の治療薬と併用する場合も

ミノキシジルを配合した育毛のための治療薬、外用薬についても効果を実感するには最低6か月、通常1年程度を要します。

ミノキシジルは、頭皮の奥にある毛母細胞に働きかけることでヘアサイクルを正常に導きます。髪の毛の成長する速度は1か月で約1センチ程度、ゆっくりと時間をかけて成長するものです。頭皮の中の毛母細胞が治療薬によって活性化され、頭皮を出て健康な髪となるにはそれ相当の時間を要します。よって、ミノキシジルは少なくとも半年以上かけて使用することがマストと言えます。

ミノキシジルは、育毛のための薬剤です。脱毛を抑制する薬剤と並行して取り入れることで、AGA治療効果がより早く実感できる可能性が高まります。

【症状③】投薬治療では効果なし⇒注入治療や自毛植毛

自毛植毛

AGA治療を開始したものの効果が得られない場合や、一刻も早く効果を実感したいという場合は、注入治療や自毛植毛という手段があります。これらは専門の医療機関でのみ受けることができる方法です。

  • 注入療法・・・AGAに効果のある薬品を直接頭皮に注入する
  • 自毛植毛・・・自分の毛根を脱毛が進行している部分に移植する

いずれも、一般の服薬治療に比べ高額な費用が発生しますが、気になる方は医療機関への相談がおすすめです。

注入治療は1回5万円前後|クリニックごとに独自技術

注入治療は、メソセラピーHARG治療という二種類があり、注目されているAGA治療法です。いずれも、頭皮に直接薬剤を注入することで薄毛の進行を抑制するという治療です。

メソセラピー治療は治療効果が早く得られるという点や、AGA以外の脱毛症にも効果があるのが特徴です。注射や、ローラー鍼、レーザーを用いて直接頭皮にアプローチされます。

HARG治療はメソセラピーと同じく頭皮に薬剤を注入する方法ですが、使用する薬剤に特徴があります。幹細胞から抽出した成長因子を使用する再生医療で、脱毛症状を根本から治療できるとされています。HARG治療は認定を受けた医療機関のみで受けることができます。

自毛植毛は70万円から|たった1回で確実な効果が期待!

AGAの治療は服薬の場合、効果が出るまでにかなりの時間がかかります。自毛植毛は施術を1度行うことで効果が期待できる方法です。

自毛植毛には2種類あります。一つはFUT法で頭皮の髪がある部分を切り取り、脱毛が進んだ部分に貼り付ける方法です。これは外科手術ですので、傷の回復にはある程度の時間を要します。

もう一つはFUE法があり、こちらはパンチを使用して毛根を切り取り脱毛箇所に移植していく方法です。一つ一つの傷は小さく済みますのでFUT法よりも皮膚ダメージは少ないといえます。

いずれの方法も特殊な治療ですので、費用は高額になります。アフターメンテナンスの費用が不要になるので、コストパフォーマンスは優れています。

【注意】AGA治療薬の個人輸入は危険&効果なし!

効果なし

AGAを本気で治療するのであれば医療機関での治療がおすすめです。

医療機関で処方される薬は同名のものがネット等、個人輸入でも売られていることがありますが、これらの購入は絶対にNGです。

医療機関で処方されるAGA薬は効果が高い分、副作用や使用禁忌などがあります。個人の判断での服用は重篤な体調不良につながることがあり、実際に重病につながったケースが報告されています。

個人輸入では、日本では未承認の薬品が販売されていることもあり、これらの使用は非常に危険かつ大きなトラブルになる可能性も。

個人輸入は未承認の危険な薬品もあり、自己判断で服用することで副作用などのトラブルを招くことがある

AGAの治療薬は医師からの処方で、定期的な診察を受けることでトラブルなく安全に使用することができます。

まとめ|適切な治療を受けることが大切!

治療大切

AGA治療薬について薬品の種類や、効果がでるまでの時間、また投薬以外のAGA治療について解説しました。

AGAは専門の医療機関で適切に治療することで改善を見込むことができます。症状に気が付いたら早めの対策がおすすめです。

治療には少なくとも半年から1年程度を要します。費用や通院面での心配がある場合は、事前に医療機関に相談し無理のない方法でチャレンジしてください。

適切な治療をしっかり受け、健康で美しい髪の毛をぜひ取り戻しましょう。