初めての脱毛で、どのような準備をしていけばいいか分からない方はいませんか?脱毛前にシェービングが必要なのかなど、結構悩んでしまうことはあるもの。しかし、脱毛に行ったことがないと、どのように情報収集していいのか分からずに諦めてしまうことも。
そこで今回は、脱毛の事前準備について徹底解説!持っていくと安心な持ち物についてもご紹介します。
この記事を読めば、きっとあなたも自信を持って初めての脱毛に足を運ぶことができますよ。
目次
【基本】脱毛前にシェービングが必要な理由って?

ほとんどの脱毛サロンやクリニックでは、脱毛前にシェービングをすることを勧められます。脱毛前に、シェービングが必要な理由はいくつかあり、シェービングしておくと以下のようなメリットがあります。
- 脱毛の効果が高まる
- 脱毛による痛みを軽減できる
- 火傷などのリスクを軽減できる
光脱毛やレーザー脱毛では、光をメラニン色素の強い部分に照射することによって脱毛します。しかし、脱毛するときに長いムダ毛が残っていると、覆われた毛によって肌のメラニン色素が見えにくくなってしまいます。すると、脱毛器の光が反応しにくくなり、脱毛効果が半減してしまいます。
また、ムダ毛に照射してしまうと毛が縮れてしまい、痛みを伴うことがあります。さらに、光が黒っぽい毛に過剰に反応し、火傷などのリスクが高まる恐れもあります。
脱毛前にシェービングを行うことによって、これらのリスクを回避することが可能。脱毛前には、しっかりと自己処理でシェービングを済ませておきましょう。
【注意】脱毛方法によっては不要な場合もある!

光脱毛やレーザー脱毛では、脱毛前にシェービングをする必要があります。しかし、脱毛方法によっては事前のシェービングが不要な場合もあります。シェービングが不要な脱毛方法は、以下のようなものです。
- ニードル脱毛
- ブラジリアンワックス
ニードル脱毛は、毛を1本1本抜いていく脱毛方法。電気針を毛穴1つ1つに挿入し、電流を使って毛根を破壊していきます。そのため、光脱毛やレーザー脱毛と違い、毛が生えていても構いません。
ある程度の痛みはありますが、脱毛効果をすぐに実感できる方法。事前の自己処理がいらない脱毛方法を探しているなら、試してみましょう。
また、ブラジリアンワックスは、ワックスを塗った粘着性のあるシートを肌にあて、それを剥がすことで脱毛する方法。むしろ毛が生えている方が施術がしやすいため、事前の自己処理は不要です。
効果を左右する?脱毛前に適した処理方法を紹介

基本的には脱毛前にはシェービングが必要ということですが、どのように行えば良いのでしょうか?電気シェーバーや毛抜きやワックスなど、いろいろな方法がありますが、どれを行えば効果的なのでしょうか?
脱毛前に適した処理方法のポイントは、以下の2点です。
- 電気シェーバーがおすすめ!
- 毛抜きや脱毛ワックスはNG!
自己処理は、効果を左右するともいわれる大切なステップ。しっかりとポイントを押さえておきましょう!それぞれの処理方法について、詳しく解説します。
電気シェーバーがおすすめ!カミソリは正しい方法で
脱毛は、ある程度肌に負担をかけるもの。脱毛前のシェービングは、なるべく肌に刺激を与えずに行うのがおすすめです。もし持っているなら電気シェーバーを使い、カミソリを使うなら、必ず正しい方法で行いましょう。
正しい手順は、以下のとおりです。
- ハサミで長い毛をカット
- 毛並みに沿ってシェービングを行う
- 剃り残しがないか確認する
あまり長い毛があると、電気シェーバーも入りにくく自己処理がしにくいので、長い毛はハサミでカットしておきましょう。
毛の向きに逆らわずに、脚や腕は上から下に沿っておきましょう。脇の下は鏡を見ながら行うとやりやすくなります。
最後に、剃り残しがないかチェックし、自己処理は完了です。剃ったあとの毛は、2mm以内が理想です。
毛抜きや脱毛ワックスは絶対NG!脱毛効果が出ない
電気シェーバーの他に、毛抜きや脱毛ワックスといった自己処理方法がありますが、毛抜きやワックスでの自己処理は避けましょう。
毛抜きや脱毛ワックスは、肌への刺激がとても大きいのが特徴。脱毛前に肌を傷めることになり、肌の炎症へとつながってしまいます。
また、毛抜きや脱毛ワックスで毛を抜くと、傷んだ毛穴を修復しようと毛穴がふさがってしまうことがあります。そして毛がふさがった毛穴の内部で成長し、埋没毛になってしまう怖れがあります。
埋没毛は、皮膚の内側に毛がある状態なので、光やレーザーで照射することができません。結果的に、脱毛効果が出なくなってしまうのです。そのため、できれば電気シェーバーで自己処理を行い、毛抜きや脱毛ワックスは使わないようにしましょう。
気をつけよう!事前処理の3つのポイント

自己処理のやり方が分かりましたが、他のポイントを見落としていては、自己処理が無意味なものになってしまいます。事前の自己処理には、気をつけたいポイントがあります。事前処理で気をつけたい3つのポイントは、以下のとおりです。
- 処理するタイミングを確認!
- しっかり保湿ケア!
- 届かない場所は無理に剃らない!
それぞれのポイントについて、詳しく解説します。事前処理のポイントを押さえてしっかりとシェービングし、満足できる脱毛を行いましょう!
① 処理するタイミングを確認!2~3日前 or 前日
事前準備は、当日に行うのではなく、前日か2~3日前に行うのが効果的です。当日にシェービングを行うと、毛が短すぎて脱毛効果が薄れてしまうからです。
脱毛当日には、2~3mmの毛が生えているのが理想。脱毛する日の2~3日前くらいから余裕を持って自己処理を済ませておくのが良いでしょう。逆に4日以上前に自己処理してしまうと、毛が脱毛当日には毛が伸び過ぎてしまうもの。4日以上前に自己処理した場合は、もう一度脱毛前日までにシェービングをしておきましょう。
当日は、他の持ち物の準備や心の準備もありますし、初めて行く場合には場所や行き方を調べたりと、何かと慌ただしいもの。2~3日前までに自己処理を済ませておけば、慌てることなく出発できるでしょう。
② 乾燥は肌ダメージに繋がる!しっかり保湿ケア
乾燥は、あらゆる肌トラブルの原因となります。特に脱毛すると、肌はある程度ダメージを受けてしまうもの。脱毛による肌へのダメージを最小限にするために、しっかりと保湿ケアをしておきましょう。
シェービング後は、肌が乾燥しやすい状態。アフターシェーブローションを使って肌にうるおいを与えるのもおすすめです。また、普通の化粧水や乳液、ボディクリームなどでも構わないので、しっかと肌をうるおいで満たしておきましょう。
乾燥により肌トラブルが増えてしまうと、最悪の場合は脱毛を断られることもあります。自己処理のあとは、しっかりと保湿ケアをすることを忘れずに行い、赤みやかゆみなどのない肌をキープしておきましょう。
③ 届かない場所は無理に剃らない!ケガの恐れも
脱毛箇所によっては、自己処理するには手が届かない場合もあります。そんなときは、無理に剃ろうとせず、誰かにシェービングを頼むかサロンやクリニックに相談するようにしましょう。
特にデリケートな部位の場合は、無理に剃ろうとするとケガをしてしまう恐れもあります。まずは鏡を見ながら挑戦し、無理そうなら家族などに頼みましょう。頼める人がいない場合は、自分で処理できる場所のみを脱毛しておき、できない場所は脱毛するサロンやクリニックに相談してみましょう。
有料の場合もありますが、プロの手でシェービングをしてくれるなら、自己処理の手間が省けるだけでなく、ケガの心配がありません。サロンやクリニックでシェービングしてくれるなら、頼んでしまいましょう。
【お得】無料シェービングがあるサロン・クリニック

事前のシェービングは案外面倒なもの。「シェービングが面倒…」と感じる方には、無料のシェービングがあるサロンやクリニックがあります。無料でシェービングが受けられるサロンやクリニックを紹介します。
サロン・クリニック名 | 特徴 |
メンズキレイモ | 当日剃り残しのシェービングをしてくれる |
メンズリゼ | 全身のシェービング代が無料 |
ウェンデルクリニック | うなじ・臀部・背中のシェービングが無料 |
無料のシェービングを行ってくれるサロンやクリニックなら、事前の準備がいりませんね。
特に「メンズリゼ」は、全身のシェービング代が無料なのでおすすめ。シェービング代は、剃り残しなどで案外かさんでしまうものなので、剃り残しを無料で剃ってくれるサロン・クリニックもおすすめです。
体調管理にも気をつけよう!予防接種後は脱毛できない

事前の自己処理もばっちりで、いざ脱毛!と言いたいところですが、脱毛中は体調管理にも気をつける必要があります。また、脱毛は肌に負担をかけるもの。予防接種の後は肌への負担を抑えるために脱毛の施術ができないので、注意しておきましょう。
また、肌への負担を考えると脱毛後に予防接種を受けることもおすすめできません。脱毛後、最低1週間は期間を置いてから予防接種を受けるようにしましょう。他にも、脱毛前後は以下のようなことに注意して生活しましょう。
肌のダメージとなる日焼けは避け、入浴やお酒などの体を温める行為もしないようにしましょう。体が温まると赤みやかゆみが出やすくなるので、脱毛当日はシャワーのみがおすすめです。
また、薬の種類によっては赤みが出たり体調が悪くなったりすることがあります。薬の服用は医師に相談してから行ってください。
【必見】脱毛当日に持っていくと便利な持ち物を紹介

脱毛の注意点を押さえたところで、続いて脱毛当日に持っていくと便利な持ち物をご紹介します。当日持っていくべき持ち物は、以下のようなものです。
- 診断書・服用薬
- 電気シェーバー
- 日焼け止め・マスク
脱毛は、手ぶらで行きたくなりますが、上記の持ち物を持っていくと脱毛してから家に帰るまでがスムーズになります。それぞれの持ち物をチェックして、必要だと思うものを持参しましょう。それぞれの持ち物について、詳しく解説します。
診断書・服用薬|持病がある方は脱毛可能か相談しよう
脱毛する方の中には、持病があって病院に通っている方もいるでしょう。そんな方は、医師の診断書や普段服用している薬を持っていくのがおすすめ。特に、医師のいるクリニックなら、診断書や服用薬を見て脱毛が可能かしっかりと判断してくれるでしょう。
お薬手帳がある場合は、持参するのもおすすめです。基本的には、持病があって薬を常用している方は脱毛ができないことも多いですが、病気によっては医師やスタッフの判断により脱毛できることもあります。
また、持病があるなら、かかりつけの医師へも事前に相談しておくと良いでしょう。脱毛したいことと、脱毛が可能かどうかを聞いておくことが大切。医師が脱毛できるかどうか判断し、適切なアドバイスをくれることでしょう。
電気シェーバー|念のため!剃り残しをすぐに処理
自己処理も完璧にしてあるし、電気シェーバーは当日は必要ないだろうと思っている方もいるでしょう。しかし、念のために電気シェーバーを持参するのがおすすめ。剃り残しがあった場合は、各サロン・クリニックによって対応が異なりますが、電気シェーバーを持っていればすぐに処理できます。
サロンやクリニックによっては、剃り残しは無料でシェービングしてくれるところもあります。剃り残しのシェービング料金がかかるのかどうか、できればカウンセリングや脱毛前に聞いておくと良いですね。
サロンやクリニックによっては、電気シェーバーが置いてあるところもありますが、持参した電気シェーバーなら対応してくれる場合もあります。ぜひ電気シェーバーは持っていきましょう。
日焼け止め・マスク|脱毛後の肌を守ろう!赤み隠しも
脱毛後は、できるだけ日焼けを避けることが大切。脱毛後の肌はすでに刺激を受けているうえに、紫外線によるダメージを受けやすくなっています。帰るときのことも考えて、脱毛後の肌を守るため、日焼け止めやマスクを持参するのもおすすめです。
脱毛後に日焼けはいけないと分かっていても、当日は帰りに使う日焼け止めのことは忘れてしまいがち。サロンやクリニックによっては、プライベート空間で日焼け止めを塗れるところもあります。日焼け止めを忘れずに持参して悔いのない脱毛をしましょう。
マスクは、肌を守るのはもちろん脱毛後の赤みを隠すこともできます。暑い時期は忘れてしまいがちなマスクですが、持ち物リストに追加しておきましょう。
カウンセリングで準備や持ち物を事前に確認しよう!

当日持っていくのにおすすめの持ち物をご紹介しました。しかし、カウンセリングがまだならカウンセリング時に準備や持ち物を確認しておくのがおすすめです!経験のあるスタッフが、持っていくべきものや事前準備について、丁寧に教えてくれるでしょう。
もやもやとした気分のまま、中途半端な気持ちで脱毛に足を運ぶのは誰でも嫌なはず。カウンセリングですっきりと疑問を解決しておけると気が楽になりますね。ぜひスタッフに準備品を確認しておきましょう!
まとめ|脱毛準備万端で、心配なく出掛けよう!

脱毛前には、シェービングが必要です。自己処理は、電気シェーバーで行い、肌になるべく負担をかけないようにすることが大切です。とはいえ、無理な自己処理は厳禁。肌を傷めてしまう可能性があります。
自己処理が無理な場合は、思い切ってシェービング代を払ってプロの手に任せてみるのもありです。脱毛前の自己処理が不安なら、シェービング代が無料のサロンやクリニックで脱毛してみるのも良いですね。
カウンセリングや電話で、持ち物や剃り残しのシェービング代について聞いておくのもおすすめです。初めての脱毛には不安がつきもの。しかし、脱毛準備が万端なら、心配なく出掛けられるはずです。
しっかりと準備をして、ストレスフリーの脱毛体験をしてみましょう!