青髭が気になり、なにか良い対策はないかと悩んでいる男性、たくさんいますよね。しかし、いざ青髭の対策を考えてみても、どれが最善の方法なのか分からないという人も多いでしょう。
そこで今回は、青髭の原因や間違った髭の処理方法、そしてすぐにでも始められる青髭を薄くするための方法7選を紹介します。
後半では青髭対策におすすめの脱毛サロンやクリニックも紹介するので、記事を読めば青髭を薄くするにはどんな方法がベストなのか、分かるはずです。
青髭に悩んでいる男性は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
目次
青髭の原因は?男性ホルモンの影響と間違った髭の処理方法

そもそも髭が青く見えるのは、剃ったあとの髭が肌の中で成長し、外から見た時に透けて見えるからです。
シェービング方法や髭剃りの頻度によっては少し改善はされますが、根本的な改善策には至りません。そのため、どんなに深剃りしても人によっては青髭が目立ってしまいます。
青髭が気になるせいで髭を抜いたり除毛クリームを使ったりする人もいますが、間違ったやり方で髭を処理すると逆に青髭が目立つ原因にもなりかねないので、注意しましょう。
また、男性ホルモンの影響も青髭が目立つ原因の1つです。男性ホルモンは人間の毛の成長に大きく関与しており、ホルモンが多く分泌されればされるほど、髭の成長スピードも速まります。
したがって、男性ホルモンの分泌を抑えるのも、青髭対策としては効果的な方法です。
【注意】逆に青髭が目立つ?気をつけたいNG行為

上記で青髭の処理方法について少し触れましたしたが、間違ったやり方で髭を処理すると、逆効果となる場合があります。
よくある青髭対策のNG行動が、以下の3つです。
- 髭を抜く
- 除毛クリームを使う
- 日焼けをする
一見すると青髭対策には有効な手段のように感じますが、意外なデメリットや落とし穴もあります。知らずに続けるとあとで後悔しかねないので、上記の処理方法にはどんな悪影響やデメリットがあるのかも把握しておきましょう。
髭を抜く|逆効果!毛嚢炎や埋没毛になり目立つことも…
まず1つめのNG行動は、髭を抜く行為。「髭を抜くと毛穴から髭がなくなるから、青髭も解消されるじゃん」と思いますよね。
たしかに毛穴ごと髭を抜けば、一時的に青髭は目立たなくなるでしょう。しかし、それはあくまでも一時的なもので、ある程度時間が経てばまた髭は生えてきます。
また、髭を抜く行為は毛穴や肌への負担が非常に大きく、場合によっては出血・炎症・ニキビなど、肌トラブルの原因になる危険性も。
酷い時には、毛根が炎症を起こす毛嚢炎や、皮膚の中に髭が埋もれてしまう埋没毛という症状を引き起こすこともあります。
このような症状を起こすと、髭が目立つだけでなく、皮膚の状態が悪化して処理する前よりも悲惨な状態になりかねません。そのため、青髭の処理として髭を抜く行為は控えましょう。
除毛クリーム|基本は顔への使用不可!肌トラブルの原因に
2つめのNG行為は、除毛クリームで髭を処理する方法。除毛クリームは毛を溶かす特殊なクリームを肌に塗ってムダ毛を処理しますが、従来は首から下の体毛を処理するための方法です。
基本的に顔は皮膚が薄く、刺激を受けやすい部位なので使用は不可。無理に顔に使用すると、炎症やニキビなど、肌荒れの原因になります。
最近は顔用の除毛クリームなども一部で販売されていますが、それでも肌への負担を考えると、使わないのが無難です。
除毛クリームは臭いもきつく、顔に使うと肌だけでなく目や鼻といった粘膜のある部分への刺激も強く感じます。足や腕など顔から下のムダ毛処理には問題ない場合もありますが、顔への使用は避けましょう。
日焼け|紫外線による肌への負担大!リスクが高い
日焼けによって青髭を目立たなくさせようとする男性もいますが、実はこちらもNG行為です。特に色白の人は青髭が目立ちやすいため、日に焼けて肌を黒くすればたしかに青髭が目立ちにくくなります。
ただし、紫外線は多量に浴びすぎると、肌に以下のような悪影響を及ぼすので要注意。
- シミ・ソバカスの原因
- 紫外線による角膜炎
- 免疫機能の低下
- 皮膚がん
- 白内障
このほかにも、過度な日焼けによる肌の炎症や発熱、体調不良などを引き起こす場合もあります。適度な紫外線は体に良い影響を与えますが、多量に浴びすぎるのはNGです。
一時的に髭を目立たなくさせるために日焼けをすれば、このようなデメリットや危険性があるので、必要以上に紫外線を浴びるのは避けましょう。
【最新版】すぐ始められる!青髭を薄くする方法7選

青髭対策としてのNG行為や注意点が分かったところで、ここからは青髭を薄くするために効果的な方法を紹介します。
今回おすすめするのは、以下7つの方法です。
- 水分を与えて髭を剃る
- 抑毛ローションを使う
- コンシーラーを使用する
- 家庭用脱毛器で脱毛する
- 脱毛サロン・クリニックに通う
- 食生活を見直す
- 生活習慣を改善する
実践するのにある程度の費用が必要な方法もあるので、お金をかけたくない人は家ですぐに実践できる方法から試してみるのがおすすめ。
本格的に青髭対策をしたいなら、脱毛サロンや家庭用脱毛機なども選択肢に入れてみるといいですよ。
① 正しい髭剃り方法|水分を与えて剃ることがポイント
まず、青髭対策の基本として正しい髭剃りのやり方を押さえておきましょう。
髭剃りをする際のポイントは、髭に水分を与えてから剃ることです。剃る前に肌と髭をよく濡らしておくことで髭が水分を含み、乾燥している時よりも柔らかくなります。
髭がやわらかくなればシェービングもしやすいので、髭にたっぷりの水分を与えるのは基本中の基本です。
手順としては、以下の流れで髭を剃るのがベスト。
- まずは髭を濡らして水分を与える
- この時に、できれば蒸しタオルやぬるま湯で髭をやわらかくしておくのがおすすめ
- シェービングフォームを塗る
- 髭を剃る
- シェービングフォームが肌に残らないよう、丁寧に流す
時間に余裕のある人は、蒸しタオルやぬるま湯で髭を濡らしておくのもおすすめです。温かい水分を髭に含ませるとそのぶん髭がやわらかくなり、毛穴も開きやすくなるので、よりスムーズに髭を深剃りできますよ。
② 抑毛ローション|毛の生えるスピードを遅らせる
抑毛ローションを使うのも、青髭対策としてはおすすめの方法です。抑毛ローションとは、髭の成長スピードを抑える、もしくは薄くする成分を配合した商品のこと。
抑毛ローションによって髭の成長スピードが遅まり薄くなれば、青く見えていた髭も目立たなくなるはずです。
最近は化粧品感覚で髭剃りの前後にサッと塗るだけの商品なども売られており、手軽に青髭対策ができます。
抑毛ローションの中だと、特に「MONOVOヘアアフターシェーブローション」という商品が抑毛効果にも定評がありおすすめです。
ただし、抑毛ローションは少なくとも2~3カ月は使い続けないと、目に見えた効果は実感できません。また、人によっては使い続けてもなかなか効果を実感できない場合もあり、即効性は期待できない方法です。
③ コンシーラー|使い方は簡単!1本で安心のアイテム
コンシーラーはメイク道具の1種で、肌のシミ・クマ・ニキビ・ほうれい線などを隠すのに用いられる化粧品です。肌に塗ると白く伸びるので、青髭も目立たなくさせられます。
基本的には女性用のメイク商品ですが、最近では青髭や肌荒れを隠すためにコンシーラーを使う男性も急増しているため、使ったからといって恥ずかしさを感じるリスクはありません。
薄く塗れば目立つほどの白さはなく、男性専用のコンシーラーも販売しているので、即効性を求めるならコンシーラーの使用も検討してみるといいでしょう。
男性用コンシーラーだと、「NULLBBクリーム」という商品が愛用者も多く、口コミ評価も高いのでおすすめです。
ただ、コンシーラーに使用されている成分が肌に合わないと、肌荒れを起こしてしまう場合があります。そのため、肌の弱い男性は注意が必要です。
また、肌の色によってはコンシーラーを使っていることが、目で見てすぐに分かることもあります。
男性がメイクをすることに抵抗のある女性もいるので、コンシーラーを使用していることを他人に知られたくない人は、そういったリスクがあることも知った上で検討してみるといいでしょう。
④ 家庭用脱毛器|髭だけでなく全身も!コスパ良し

家庭用脱毛器も、青髭対策としては有効な手段の1つです。家庭用脱毛器は1度購入すればずっと使い続けられるので、脱毛サロンやクリニックに比べるとコスパの良さは抜群。
また、家で好きな時間に好きなだけ脱毛できるため、「自分のペースで気長に青髭対策がしたい」という人にはおすすめの方法です。
家庭用脱毛器の中だと、「ケノン」という商品が特に知名度も人気も高く、多くの男性もケノンで髭脱毛をしています。
しかし、家庭用脱毛器は家庭で安全に使えるよう設計されているため、脱毛サロンやクリニックに比べると照射威力は少し弱めです。
男性の青髭は他の部位に比べても1本1本の毛が濃く、さらに毛根も深いという特徴がありあます。
そのため、照射威力がそれほど強くない家庭用脱毛器だと、人によってはなかなか効果を実感できない、というのが難点です。
⑤ 脱毛サロン・クリニック|毛根に作用!確実な効果
「確実に青髭対策をしたい」という人におすすめなのが、脱毛サロンやクリニックで髭を脱毛する方法です。こちらの表に、脱毛サロンとクリニックでの脱毛方法や、効果・費用などをまとめてみました。
施術できる場所 | 脱毛サロン | 脱毛クリニック | 脱毛サロン・クリニックの両方 |
脱毛方法 | フラッシュ脱毛
(黒いメラニン組織に反応する特殊な光を肌に当てて、髭を処理) |
医療レーザー脱毛
(黒いメラニン組織に反応する強力なレーザーを照射して、髭を処理) |
ニードル脱毛
(極細の針を髭1本1本の毛穴に通し、電流を流して処理) |
効果 | ★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
回数 | 13~15回 | 10~15回 | 3~8回 |
費用 | 200,000円~ | 250,000円~ | 300,000~600,000円 |
サロンやクリニックで使う脱毛機は、髭の毛根に直接作用するのが特徴です。家庭用脱毛器よりも照射威力が強いため、男性の太い髭でも高い脱毛効果が期待できるでしょう。
ただし、サロンにしろクリニックにしろ、脱毛に使用する機械によっては照射時に痛みを伴います。近年の脱毛機は痛みに配慮された機種も多いですが、それでも人によっては痛みを感じることもあるのが現状です。
特に医療レーザー脱毛やニードル脱毛は、脱毛効果が高いぶんかなりの痛みを伴います。痛みに弱いならフラッシュ脱毛、効果の高さを重視するならレーザー脱毛やニードル脱毛など、悩みや目的に合った脱毛方法を選ぶといいでしょう。
⑥ 食生活の見直し|イソフラボンは男性ホルモンを抑制!
食生活を見直すのも、青髭対策には大切なポイントです。普段何気なく食べている食事も、実は髭の成長に大きな影響を及ぼしています。
例えば、大豆に多く含まれるイソフラボンは、男性ホルモンを抑制する働きがあるのが特徴。したがって、大豆を積極的に摂取すれば髭の成長スピードを抑えられ、青髭を目立たなくさせる効果が期待できます。
イソフラボンとは逆に、男性ホルモンの働きを活発化させるのが以下のような食品です。
- ニンジン
- 玉ねぎ
- ネギ
- ニラ
これらの食品は男性ホルモンを活性化させ、髭の成長速度を速めてしまうので、青髭が気になる人は摂取量を抑えるよう意識するといいかもしれません。
⑦ 生活習慣の改善|睡眠や運動!ストレス解消も大切◎
生活習慣の改善も、青髭対策には大切なポイントです。生活習慣において青髭に関わっている点はいくつかありますが、特に意識するべきは以下のようなポイント。
- 睡眠をしっかり取る
- 適度な運動をする
- ストレスを溜めない
人間は眠っている間に体のメンテナンスを行い、ホルモンバランスを保っています。しかし、睡眠時間が足りていないと体のホルモンバランスが崩れ、髭の成長が速まってしまうリスクが。
そのため、睡眠時間はしっかり摂ることを意識し、少なくとも6時間程度は眠るように意識しましょう。
また、運動不足やストレスの溜めすぎも、ホルモンバランスの乱れの原因となり、髭の成長を促してしまうことがあります。
日頃から適度な運動を心がけ、なるべくストレスを溜めないことも、青髭を薄くするためには大切です。
髭に悩む男性必見!おすすめのサロン・クリニック3選

それでは最後に、青髭に悩んでいる男性におすすめの脱毛サロンやクリニックを紹介します。
今回紹介するのは、こちらの3つのサロン・クリニックです。
- MEN’S TBC
- ゴリラクリニック
- 湘南美容クリニック
コンシーラー・抑毛ローション・家庭用脱毛機なども青髭を薄くする手段としては有効ですが、確実に青髭を薄くするなら、やはり脱毛サロンかクリニックに通うのがベストです。
青髭対策に脱毛サロンやクリニックでの脱毛を考えている人は、ぜひここで紹介する店も参考にしてみてください。
1位 MEN’S TBC|1本1本の髭を確実に処理

MEN’S TBCは脱毛サロンとしては珍しく、美容電気脱毛というニードル脱毛を導入していています。
脱毛を終えた人は10年以上毛が生えて来なかった実績もあるそうで、効果・実績ともに信頼のあるサロンです。
髭は1本1本処理するため、一部だけ薄くすることも、髭全体を脱毛することも可能。確実な脱毛効果が期待できるので、青髭に悩んでいるなら、まずチェックしておくべきサロンです。
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2位 ゴリラクリニック|髭脱毛の定番クリニック

ゴリラクリニックは、「男性のヒゲ脱毛といえばここ!」というほど人気のある脱毛クリニックです。クリニックでしか扱えない高出力の脱毛機を使用しているため、男性の濃い髭にも高い効果を発揮します。
計5種類のレーザー脱毛機を使い分けることにより、スピーディかつ利用者の毛の状態に合わせた脱毛を実現。
痛みに配慮された蓄熱式脱毛機に加え、希望すれば麻酔も行えるので、痛みが心配な方でも通いやすいクリニックではないでしょうか?
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3位 湘南美容クリニック|リーズナブルな料金で高い効果

全国に70以上の院をかまえる湘南美容クリニックは、女性脱毛だけでなく男性脱毛も人気です。
特に髭脱毛は人気が高く、鼻下・あご・あご下3部位の脱毛でも、1回あたりの脱毛料金は9,980円と非常にリーズナブル。
もちろん医師の在籍しているクリニックなので、脱毛効果の高さも折り紙付きです。オプションとして、1箇所に付き2,200円の笑気麻酔もできるため、痛みに弱い方でも安心して通えます。
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まとめ|適切な方法で青髭対策をしよう!

青髭を薄くするには、正しい髭の剃り方だけでなく、食生活の見直しや生活習慣の改善など、日頃から気を付けておくべきポイントもあります。
抑毛ローション・コンシーラー・家庭用脱毛機なども青髭対策には効果的ですが、確実に青髭を薄くしたいなら脱毛サロンやクリニックに通うのがおすすめです。
ただし、自分で青髭対策をする場合は髭を抜かない、除毛クリームを使わない、過度な紫外線を避けるなど、意外な落とし穴やリスクもあります。間違った処理方法を続けていると肌に負担がかかるだけでなく、逆に髭が濃くなってしまうこともあるので注意しましょう。
今回紹介した脱毛サロン・クリニックなども参考にして、適切な方法で青髭対策をしてくださいね。